道教委　部活動等感染症対策連絡会議　集団感染防止へ情報共有　中澤局長　一層の対策徹底を

（道・道教委 2021-09-02付）

　道教委は８月２７日、部活動・クラブ活動・少年団活動等感染症対策連絡会議をオンライン開催した。部活動など新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため初めて開催したもので、道内の関係機関・団体の関係者２４人が出席。中澤美明学校教育局指導担当局長兼学校教育局新型コロナウイルス感染症対策担当局長は、集団感染の発生事例を踏まえ、対策を一層徹底する必要性を強調し、協力を呼びかけた。

　会議は、各種大会やコンクールなどの感染症対策、部活動、クラブ部活動、少年団活動などの感染症対策について協議するため、８月２７日付で設置された。

　４種校長会や道私立中学高校長協会、スポーツ協会、文化団体協議会、体育連盟、文化連盟、知事部局などの団体、道、札幌市、道教委、札幌市教委で構成する。

　この日、札幌市内の道第２水産ビルを主会場とし、オンライン参加を含め各機関・団体の関係者２４人が出席した。

　開会に当たり、中澤学校教育局指導担当局長兼学校教育局新型コロナウイルス感染症対策担当局長は、児童生徒の感染者数が増加していることや、部活動で高校生の集団感染が発生していることから、感染防止行動を一層徹底する必要があると強調。デルタ株の拡大によって感染症との闘いが長期化する中、各機関・団体から対策に取り組むよう呼びかけた。

　議事に入り、連絡会議の設置要項を決定。夏季休業期間に開催された各種大会で発生した集団感染の調査・分析結果を共有したほか、各種大会、コンクール、部活動などにおける感染症対策について協議した。

(道・道教委 2021-09-02付)