江別市教委がＧＩＧＡスクールで　サポーター２人追加　補正予算で４人体制に

（市町村 2021-09-06付）

　江別市教委は、市内小・中学校２５校を巡回するＧＩＧＡスクールサポーターを２人追加する。第３回定例市議会に提出した補正予算案に、追加配置にかかる経費７０２万円を措置。１０月ころから、４人体制で各校月２～３回の巡回を見込んでおり、端末活用や校内研修を支援していく。

　市内小・中学校では、６月から１人１台端末の本格運用を開始。市教委は、授業等における端末の利活用に向け、ヘルプデスクの運用や教職員を対象とした研修会開催など、学校へのサポート体制を整えている。

　ことし１月から、ＧＩＧＡスクールサポーター２人が２５校を月１回ずつ巡回。ヘルプデスクでの対応に加え、対面で疑問を解決するサポーターの信頼は厚い。授業等での端末活用が進むにつれ、各校から巡回数増加を望む声が上がった。

　１日開会の第３回定例市議会に提出した補正予算案に、ＧＩＧＡスクール構想推進事業に７０２万円を計上。ＧＩＧＡスクールサポーターの追加配置にかかる経費とする。文部科学省による公立学校情報機器整備補助金によって半額が補助対象となる。

　補正予算可決後、追加のサポーター２人と契約予定。早くて１０月ころから、４人体制で各校月２～３回巡回する見込み。授業等における端末活用の支援や、校内研修などを行う。

(市町村 2021-09-06付)