道教委　道小・道中と連携　ICT活用部会新設　課題共有し支援　１０月初会合

（道・道教委 2021-09-16付）

　道教委は、小・中学校における１人１台端末の効果的な活用を支援するため、新たにICT活用部会を設置する。道小学校長会、道中学校長会の関係者が部会員として参加。学校現場の現状と課題を共有し、道内の工夫した取組の検証、事例収集、情報発信など学校現場を支援する。第１回会議を１０月に開催する予定。

　GIGAスクール構想によって小・中学校で１人１台端末が整備され、「端末を活用した授業改善の推進」「遠隔授業におけるICT活用」「新型コロナウイルス感染症などによる休業期間中の学びの保障」が課題となっていることから、道教委・道小・道中が現状と課題を共有し、広域分散型の本道における対応方法や校長のマネジメントを支援・調整することが目的。ICT活用に関する各学校の現状把握と課題共有、対応方法の情報共有、経営マネジメントの共有などを想定している。

　部会員として、道小、道中から事務局５役または事務局幹事から１人、札幌市を除く５ブロックから１人ずつの計１２人を選出。道教委からは教育指導監（義務教育）がコーディネーターとなり、義務教育課、ICT教育推進課の職員がアドバイザーとして参加する。

　第１回会議を１０月にオンライン開催する予定。以後、定期的に開催し、学校と行政間の情報共有体制の構築を図っていく。

(道・道教委 2021-09-16付)