新聞第５号　小樽紹介　ほっかいどう学推進フォーラム

（関係団体 2021-10-08付）

小樽港の歴史などを紹介している

　特定非営利活動法人ほっかいどう学推進フォーラム（新保元康理事長）は、『ほっかいどう学新聞』第５号を発行した。小樽港の防波堤整備の歴史を紹介。このほか、小樽市教委の中島正人教育部長による、小樽で育つ子どもたちへのコメントなどを掲載している。

　ほっかいどう学は、本道の魅力や地理、歴史、文化、産業等を子どもから大人まで幅広く学び、地域に関する理解と愛着を深めることを目指す取組。『ほっかいどう学新聞』は、フォーラムの活動発信や会員同士の情報共有、北海道愛を後世に伝えることなどを目的に発行している。

　第５号のテーマは「港と小樽の深～い関係　北防波堤は日本初づくし」。小樽港は、北海道の内陸の開発が進むにつれ、移住者の玄関口として隆盛し、生活物資が運ばれ、経済発展に不可欠な存在だったことなどを解説している。

　また、小樽の歴史を学ぶ小学校５・６年生向け教材『小樽の歴史』の制作を主導した、中島教育部長のコメントも掲載。石造倉庫や小樽運河などの観光資源にもなっている町の歴史を紹介した上で、「歴史を知り、先人の思いを知ることで、子どもたちが主体的に次の時代の小樽を考えてほしい」と話している。

(関係団体 2021-10-08付)