オホーツク管内校長会　経営研等開く　自校等の立ち位置確認を　片桐会長　足並みそろえ対応

（関係団体 2021-10-20付）

道小、道中の担当者がオンラインで参加した

　【網走発】オホーツク管内校長会（片桐聡会長）は１４日、北見市民会館でオホーツク地区教育経営研究会兼第２回市町村校長会長連絡協議会を開いた。管内校長会事務局担当者や１８市町村の校長会長など約３０人が参加。研究主題「学校教育の今日的課題解決のために」のもと、情勢報告や研究協議を通して、ＧＩＧＡスクール構想や働き方改革など様々な教育課題の解決に向けて研鑚を積んだ。

　講師として、道小学校長会の児嶋大輔事務局幹事、道中学校長会の野崎均事務局次長と加藤秀典事務局幹事（経営部）がオンラインで参加した。

　片桐会長は開会あいさつで、この日を「管内や自身の市町村、学校の立ち位置を知る機会にしてほしい」と要請した。

　「取組が先行していれば、一層拍車をかけて推進する。もし取組に課題があれば、つぎの一歩、一手について具体の方法を探る。校長会として課題意識を共有し、改善に向けた戦略を練ることが重要」と強調。改善策の内容にかかわらず、「校長会として足並みをそろえた対応を進めるきっかけとしてもらえれば」と期待した。

　続いて、情勢報告へ。野崎事務局次長が道小、道中の年間活動内容を紹介したほか、ＧＩＧＡスクール構想への対応をはじめとする教育情勢について説明した。

　また、管内校長会が「学校経営」「教育課程」「待遇改善」「教育改革」の４点について質問。児嶋事務局幹事、加藤事務局幹事が回答した。

　このあと、市町村校長会長連絡協議会に移り、①新型コロナウイルス感染症にかかる学校行事の実施状況②人材育成③ＧＩＧＡスクール構想④働き方改革―の４点について協議した。

　①では、運動会、学芸会、参観日、研究会などの対応、新型コロナウイルス感染症の終息を見据えた取組について交流した。

　②では、若手教員やミドルリーダーの育成、主幹教諭・教頭候補の確保に向けた取組が話題となった。

　③では、１人１台端末の持ち帰り、オンライン授業の進ちょく状況について話し合った。

　④では、学校における働き方改革「北海道アクション・プラン」の推進状況、各学校における働き方改革にかかる取組の展望などについて意見を交わした。

(関係団体 2021-10-20付)