教員保険契約など詳細確認　当別町　第１回地域運動部活動推進協

（市町村 2021-11-05付）

協議会構成員５人などが出席

　当別町は２日、町内白樺コミュニティセンターで第１回地域運動部活動推進協議会を開いた。町教委や委託先の民間企業が事業計画を説明。生徒や兼職兼業を行う教員の保険契約などに関して詳細を確認した。

　協議会は、当別中学校・西当別中学校の校長と教諭、町スポーツ推進委員協議会、町スポーツ協会、町スポーツ少年団本部、町教委らで構成されている。この日、構成員５人と町教委担当者に加え、事業委託先のＮＰＯ法人ふれ・スポ・とうべつ、リーフラス㈱の担当者らが出席した。

　はじめに、本庄幸賢教育長があいさつ。教員の負担軽減、指導者や子どもの減少など、学校部活動における様々な課題にふれ、「持続可能な部活動の在り方を目指し、力添えいただきながら取組を進めていきたい」と述べ、協力を求めた。

　続いて、町教委の担当者が事業の概要や計画を説明。

　質疑応答では、生徒の契約保険にかかる保護者負担について質問があった。事務局は「道からの委託金に含まれるため、保護者の負担はない」とし、「将来的に取組を続けていく場合は、全国の事例を踏まえて検討していく必要性がある」と回答した。

　また、兼職兼業を行う教員の保険に関しては、所属企業の労働災害保険の対象となることを伝えた。

(市町村 2021-11-05付)