札幌市中文連と札幌市中学校長会　美しい歌声や演奏披露　音楽会に市内２９校が参加

（関係団体 2021-11-09付）

合唱では、力強い歌声が会場に響き渡った

　札幌市中学校文化連盟（勝田真塩会長）と札幌市中学校長会（中村邦彦会長）は、１０月３１日に市教育文化会館、３日に市民ホールで、第７３回札幌市中学校音楽会を開催した。合唱部や吹奏楽部に所属する２９校の生徒が日ごろの練習の成果を保護者らに披露。美しい歌声や演奏を届けた。

　札幌市教委、札幌市文化芸術文化財団が共催。今回は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、来場人数を制限して開催した。

　２日間で、合唱部、吹奏楽部、リコーダー部、太鼓部、合わせて３０部活動が参加。美しく、力強い音色を奏でた。

　３日には、１３部活動に所属する生徒がステージに立った。合唱では、ロックバンドＲＡＤＷＩＭＰＳの「なんでもないや」のほか、混声合唱曲集「光と風をつれて」などを披露。吹奏楽では、ＭＯＮＧＯＬ８００の「小さな恋のうた」やＳＥＫＡＩ　ＮＯ　ＯＷＡＲＩの「炎と森のカーニバル」など、日ごろの練習の成果を存分に発揮。演奏終了後には、会場から大きな拍手が送られた。

　勝田会長は、「子どもたちが幅広く音楽に親しみ、整えられた会場で活動の成果を発表できることは、可能性を伸ばし、心を豊かに育む。社会を担っていく子どもたちが、今後も音楽の素晴らしさを実感し、挑戦していくことができるようになってほしい」とメッセージを送った。

(関係団体 2021-11-09付)