星槎道都大 高校生住宅設計コン 名寄産業高 牧野さん優秀賞 計122点 道内4人入賞(市町村 2021-11-16付)
星槎道都大学美術学部建築学科主催の第18回高校生住宅設計コンクールの結果がまとまった。「二地域居住をはじめる会社員の地方の家を設計してください」のテーマのもと、全国37校の高校生から122点の応募があった。道内では、名寄産業高校3年生の牧野楓さんの作品が優秀賞に選ばれた。
コンクールは、テーマに沿った新たな住宅設計を提案するもの。今回は、主な生活拠点とは別の地域に住まいを設ける二地域居住によって、リモートワークや長期休暇を自然豊かなまちで過ごすための家づくりを設計条件とした。
全国19道府県37校の高校生から122点の応募があり、最優秀賞1点、優秀賞2点、佳作3点、星槎道都大学OB賞1点、学生審査員賞1点、奨励賞17点の計26点が入賞した。
審査の結果、道内では名寄産業高校3年生の牧野楓さんによる「TIME flowing with NATURE―自然と共に流れる時間」が優秀賞に輝き、計4人が入賞した。
審査委員長を務めた同大美術学部長の安藤淳一教授は「二地域居住をよく理解し、様々なシチュエーションを想定した提案が数多く見受けられた。受賞者および応募した高校生の今後の活躍を願っている」と、応募者の作品を評価していた。
学生審査員を務めた在学生は「豊かな自然と海を利活用した気持ちのよさそうな作品が多かった。コンセプトを理解しつつ独創性があり、読み手に伝わる表現をもつ作品を選んだ」と話していた。
道内の受賞者はつぎのとおり。=敬称略=
▼優秀賞=牧野楓(名寄産業3年)「TIME flowing with NATURE―自然と共に流れる時間」
▼学生審査員賞=西村理沙(苫小牧工業3年)「流れとともに」
▼奨励賞=次原健智(室蘭工業3年)「自然・家でつなぐ人々と家族の心」、池島智秋(苫小牧工業定時制課程3年)「心を創る家」
(市町村 2021-11-16付)
その他の記事( 市町村)
上川町とインフィニティ国際学院 包括連携協定を締結 来春に学院中等部を設置
【旭川発】上川町とインフィニティ国際学院は10月中旬、町内の層雲峡ホテル大雪で包括連携協定調印式を行った。来春、同学院が新たに開校する中等部を層雲峡に設置。自然豊かな環境を生かしたフィール...(2021-11-18) 全て読む
江別市教委 全国学力調査の結果公表 小学校 全国平均超え 中学校 数学で平均上回る
江別市教委は、令和3年度全国学力・学習状況調査の結果を公表した。小学校では国語・算数ともに全道・全国平均を上回った。中学校では国語が全道・全国平均よりやや低く、数学は全道・全国平均を上回っ...(2021-11-18) 全て読む
音更町教委など通学路合同点検 安全な登下校を守る 木野東小校区の交通量など
【帯広発】音更町教委は10月下旬、木野東小学校校区の通学路合同点検を行った。木野東小や町教委、町土木課・環境生活課、帯広警察署、開発局帯広開発建設部の職員らが参加。児童の安全な登下校を守る...(2021-11-18) 全て読む
中山組に感謝状贈呈 北広島市 西部中校庭整備で
北広島市は10日、市役所庁舎で建設業者の(株)中山組(札幌、中山茂社長)に対する感謝状贈呈式を行った。同社が社会貢献活動で実施した西部中学校(小森享校長)のグラウンド整備に対するもの。上野...(2021-11-17) 全て読む
東川町教委・町内6校1園 文科省研究開発学校指定 幼~高の系統性充実 Globe研究発表会開く
【旭川発】平成29年度から文部科学省研究開発学校の指定を受けている東川町教委と町内6校1園は10月下旬、東川小学校(南部和紀校長)を拠点に創設教科「Globe」研究発表会をオンライン開催し...(2021-11-16) 全て読む
網走市教委 3年度全国学力調査 小学校国・数で全道超 「書くこと」全国平均以上
【網走発】網走市教委は、令和3年度全国学力・学習状況調査結果を公表した。小学校国語と算数で全道平均を上回った。このほか、国語の「書くこと」の領域で小・中学校共に全国平均以上となった。市教委...(2021-11-16) 全て読む
北広島市 小・中適正配置へ 義務教育学校設置視野に 市民負担最小で教育効果最大化を
北広島市は、市内小・中学校の適正規模・適正配置に向け、義務教育学校の設置も視野に入れて検討を進めている。8日開催の総合教育会議で、児童生徒数の減少や学校施設の老朽化などの現状と課題を共有。...(2021-11-15) 全て読む
新教育モデル創出へ 当別町・さとふる寄付受付 来年度開校「とうべつ学園」
当別町と(株)さとふるは、施設一体型義務教育学校・町立とうべつ学園の来年度開校に向け、寄付を受け付けている。クラウドファンディング型ふるさと納税を活用し、新設校舎への木質チップボイラー導入...(2021-11-11) 全て読む
教科等横断的な学習を 当別町「とうべつ未来学」
当別町は、町内全小・中学校で独自の教育モデル「とうべつ未来学」を展開している。ふるさと教育、国際理解教育、キャリア教育の観点から、教科等横断的な学習を推進。義務教育9年間での学びを通して、...(2021-11-11) 全て読む
旭川市教委 地域学校協働活動推進事業
【旭川発】旭川市教委が進める地域学校協働活動推進事業として、モデル地域で様々な活動が展開されている。旭川中学校(濱中昌志校長)では、地域からの要望に対して学校ができる取組を提案することで、...(2021-11-10) 全て読む