高校総体道実行委　高校生活動推進委　自由な発想で盛り上げて　５年度インターハイ成功へ

（道・道教委 2021-12-03付）

全道の高校の委員とオンラインで会議を行った

　令和５年度全国高校総体北海道実行委員会（会長・鈴木直道知事）は１１月２９日、第１回北海道高校生活動推進委員会を開いた。オンラインで全道各地から生徒５９人と教員６２人が参加。役員選挙を行い、道科学大学高校の畠山真乃介さんが委員長に就任した。

　高校生活動は、５年度インターハイが北海道で開かれることから、協議に出場する高校生のみならず「支える」観点からオール北海道で大会成功に向けた企画・準備・運営に取り組むもの。１０月２８日に高校生活動地区推進委員会を開き、地区推進委員会役員および道推進委員会委員を選出した。

　この日は、道推進委員会会長を務める土居昌彦道高体連理事長をはじめ、副会長３人および委員（地区推進委員会役員および担当顧問教員）計１２５人が参加。事務局が札幌市内のかでる２・７から配信し、オンラインで会議を開催した。

　冒頭、実行委員会事務局次長を務める道教委の松井晃之高校総体推進課長があいさつ。「インターハイは、全国のアスリートが夢と希望を胸に参加を目指すビッグイベント。それを支える高校生活動はなくてはならない重要な取組」と述べ、「今後、大会のPRや全国の高校生のおもてなしなどの検討を進めるが、自由なアイデアや意見を出して、インターハイを盛り上げてほしい」と期待した。

　続いて、道推進委員会の土居会長があいさつ。「インターハイ開催まであと２年。高校生の祭典であり、主役は皆さん。記憶に残る素晴らしいインターハイにしてほしい」と述べた。

　続いて、事務局から道高校生活動推進委員会の規程や基本的な考え方を説明。また、活動内容として、開催３００日前イベントや、広報活動（PRグッズ、ポスターの作成等）、カウントダウンセレモニー、手づくり記念品の作成、総合開会式などを挙げ、前年度の四国総体の事例を紹介した。

　また、高校生活動推進委員会の役員を選出。立候補者１６人が１分程度の自己PRを行い、生徒互選による投票の結果、「熱い思いをもって、自分にできることを全力で、オリジナル要素を詰め込んでいきたい」と主張した道科学大学高の畠山さんが委員長に就任した。

　また、投票数順に副委員長３人を決定。さらに、事務局から「規定にはないが、今回は大変立候補が多かったことから、全員を執行委員とし、活躍してほしい」と提案した。

　なお、総合開会式ですべての選手と監督に贈る手づくりの記念品（３万８０００個作成）のアイデアを募集。それをもとに来年１月下旬開催予定の第２回推進委員会で決定することとした。

(道・道教委 2021-12-03付)