授業改善へ視点共有 渡島 教育局独自事業を拡充
(道・道教委 2021-12-08付)

学テ結果管内別
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【分析結果】

▼小学校

▽管内の多くの小学校において、国語の指導として、言葉の特徴や使い方についての知識を理解したり使ったりする授業をよく行ったことによって、「言葉の特徴や使い方に関する事項」で全国と同様の平均正答率になったと考えられる

▽管内教育の充実に向けた5つの行動指標において、「そろえる(カリキュラム・マネジメントの定着)」を重点項目として設定したことによって、児童の姿や地域の現状等に関する調査や各種データに基づき、教育課程を編成、実施、評価して改善を図る一連のPDCAサイクルを確立していると回答した学校の割合および自分に合った教え方、教材、学習時間になっていると回答した児童の割合が全国を上回ったと考えられる

▼中学校

▽管内の多くの中学校において、国語の指導として、言葉の特徴や使い方についての知識を理解したり使ったりする授業をよく行ったことによって、「伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項」で全国と同様の平均正答率になったと考えられる

▽経験年数の少ない教員等を対象とし、個々の授業力の向上を目的とした局独自事業・授業改善プロジェクトを実施したことによって、授業研究や事例研究など、実践的な研修を行っていると回答した学校の割合および課題の解決に向けて、自分で考え、自分から取り組んでいたと回答した生徒の割合が全国を上回ったと考えられる

【学力向上の取組における改善点】

▼5つの行動指標の設定および重点化

▽計画訪問において把握した各学校の取組は、4段階評価で小3・4、中3・3であったことから、要請訪問で継続して行動指標に関する取組の充実を働きかけるとともに、評価にかかるアンケートを実施

▼授業改善チェックシートの定着

▽計画訪問において把握した各学校の取組状況は、4段階評価で小・中ともに3・1であったことから、授業改善チェックシート活用の好事例の収集と指導資料作成および周知することに加え、ICTの効果的な活用による児童生徒の学び合いの活性化への働きかけを強化

▼局独自事業授業改善プロジェクトの拡充

▽2学期以降の本事業の活用に向けて、各市町教委へ働きかけるとともに、対象校の教員が、対象教員の授業参観や協議に参加し、授業改善に向けた視点を共有するなど、実施方法や内容を強化

▼学校教育指導訪問の充実

▽指導主事が児童生徒の学力向上に向けて調査結果に基づいた授業改善の視点や具体の方策、教育課程の改善などについて指導助言

▽市町単位で学力調査の結果を踏まえた授業改善に関する研修会の実施

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(道・道教委 2021-12-08付)

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