全道大会での優勝報告　網走小のタグラグビーチーム　水谷網走市長を表敬訪問

（学校 2022-02-02付）

水谷市長（後列右）に優勝を報告した

　【網走発】網走市立網走小学校（吉田昌広校長）のタグラグビーチーム・網走小ノースカムイが、１月上旬に行われた第１８回全国小学生タグラグビー大会北海道大会兼第１８回北海道小学生タグラグビー選手権大会で優勝した。１月２６日に代表児童らが水谷洋一市長を表敬訪問し、優勝を報告。水谷市長は、全国大会中止を惜しみつつ、児童たちの努力の成果をたたえるとともに、今後の活躍を期待した。

　同校は、３年生から体育の授業でタグラグビーを取り入れている。

　また、体力向上のため放課後や休日における運動時間を確保すること、仲間と助け合うことを通してチームの結束を強め、互いを思いやる心を育むことを目的にタグラグビークラブを設置。４～６年生４０人が所属している。

　そのチームの一つ、網走小ノースカムイは６年生８人で編成。１月上旬に札幌市で行われた全道大会に北見支部代表として出場した。全１２チームによる熱戦を勝ち抜き、札幌支部代表の北海道ハイテクＡＣアカデミー（恵庭市立若草小・和光小・恵み野小・恵み野旭小）とともに優勝に輝いた。

　当初、２月１２日に東京都内で開かれる全国大会に出場する予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で中止となった。

　全道大会優勝を報告するため、チームを代表して小倉朋晃君、大槻さくらさん、長谷川海愛さん、宮本茉昊さんの４人が市役所を訪問した。

　児童のこれまでの活動について大垣正紀教頭から説明を受けた水谷市長は、「全国大会は中止になってしまったが、全国の代表に選ばれる実力があるということには自信を持ってほしい。乗り越えて頑張って」と激励した。

　小倉君は「緊張したけれど、練習の成果を出すことができて良かった」、大槻さんは「今まで練習したことや仲間のことを信じて頑張ることができた」、長谷川さんは「４年生からクラブに所属して、３年間の努力が実った」、宮本さんは「最後の大会で緊張したが、今までやってきたことを信じて取り組むことができた」とそれぞれ感想を述べた。

(学校 2022-02-02付)