新会長に紺野氏（札幌北九条小）　道小　第５回理事研修会

（関係団体 2022-03-01付）

道小学校長会・紺野高裕新会長

　道小学校長会は２月２５日の第５回理事研修会で、４年度の新会長に札幌市立北九条小学校の紺野高裕校長、新事務局長に札幌市立円山小学校の森田智也校長を選出した。紺野新会長は変革期における校長の役割の重要性を踏まえ、未来を見据えた教育目標と重点を定める持続可能なグランドデザインを明示する必要があるとし、関係機関・団体と連携して北海道教育の充実に努めていく考えを示した。　紺野会長は、新型コロナウイルス感染症への対応やGIGAスクール構想への取組など、多様な教育課題や教育改革の推進に取り組む校長の責務を示し「時代の変革期を迎えている今だからこそ、これまで以上に校長のリーダーシップとマネジメント力が問われる」と強調。子どもたちと学校の未来を見据え、児童の実態や地域の特性を十分に考慮して教育目標と重点を定め、次代につながる持続可能なグランドデザインを示す必要があるとした。

　４年度の第６５回道小教育研究旭川大会の開催に向けては、新型コロナウイルス感染症の状況を見極めつつ、当面は会同とハイブリッドの両面で準備を進めていくとし「各地区校長会が道小という組織を通し、私たち自らが主体的・創造的に協働していくことが大切」と指摘。「道中学校長会、道公立学校教頭会、道教委や市町村教委、教育関係諸団体などと連携を図り、チーム北海道として北海道教育の充実に努めていく」と語った。

　４年度の役員は５月９日開催予定の第６５回総会・研修会で承認する。

(関係団体 2022-03-01付)