道特長が第2回理事研究協議会 友善会長の再任を了承 働き方改革など研究推進(関係団体 2022-02-16付)
道特別支援学校長会(友善学会長)は14日、オンラインで本年度第2回理事研究協議会を開いた。4年度の役員のうち、友善会長の続投を了承。また、札幌稲穂高等支援学校の山下秀樹校長の新監事就任を了承した。研究部会のテーマは働き方改革とミドルリーダー育成とした。
全道をオンラインでつなぎ、約30人が参加。友善会長があいさつに立ち、「北海道は、これまで、極めて広域であるという他県にはない課題が大きく横たわっていたが、コロナ禍においてICTの積極活用が図られ、結果、移動時間などの大きな制約を受けず、全道どこからでもオンラインで会合に参加できるというメリットを享受することができた」とし、「今後とも、参集方式の良さを大切にしつつ、オンラインでの効率性をも生かした運営が基本になる」との考えを示した。
また、4月から高等部も新学習指導要領が実施となることに触れ「確実な実施を進めることで、令和の日本型学校教育の構築につながる」と述べた。
続いて、3年度の活動報告や4年度の活動計画などを協議し、全て了承した。
会の基本方針は本年度から継続。活動計画では、学校における働き方改革「北海道アクション・プラン(第2期)」の取組を理解し、組織としての業務改善を通して学校経営の改善・活性化を図ることとした。
研究協議会は、春、夏、冬の3回開く予定で、春季は道教委と日程を合わせて開催。夏季は8月2日、冬季は5年1月5~6日に札幌市内のかでる2・7で、理事研究協議会は7月と5年2月に開催する予定とした。
研究部会のテーマは、第1部会が「特別支援学校における働き方改革の取組と課題について~働き方改革北海道アクションプラン(令和3年改定)の取組状況と今後の課題に関する調査研究」(仮)、第2部会は「ミドルリーダー・管理職等の育成に向けた計画的、継続的な取組に関する研究~教員育成指標を基にしたミドルリーダー育成の現状と課題」(仮)とし、いずれも単年度研究とした。
道教委への文教施策要望については、懇談会を10月中旬に実施するため、5月の総会後速やかに要望書を提出することとした。
専門部会については、これまでの課題・特命部会を経営課題部会に、特設部会を特命部会に改称した。
また、4年度の役員のうち、会長、監事について役員選考委員会案を了承。友善会長を再任、新監事に札幌稲穂高等支援の山下校長が就いた。
このあと、定年の引き下げや5年度の創立60周年事業などについて協議。60周年事業は、講演会、式典、記念誌の発行をベースに検討していくこととした。
(関係団体 2022-02-16付)
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