休業中の対策　指導を　道教委　コロナ対策の徹底通知

（道・道教委 2022-03-15付）

　道教委は、１１日付で新学期に向けた新型コロナウイルス感染症対策の徹底を呼びかける通知を関係者に発出した。

　今後、学年末休業や入学等に伴う人の移動や会食機会の増加など、感染リスクが高まる時期を迎えることを踏まえた対応。

　周知した事項は①学年末・学年始め休業中の感染症対策の指導の徹底②入学時の児童生徒への健康観察③全教職員による感染症対策の校内体制の確立④心のケアの充実―に関する４点。

　毎日の健康観察において軽微でも風邪症状がある場合は自宅で休養するよう指導することや、入学書類に健康観察シートを同封するなど感染症対策の協力や健康観察を依頼するよう周知。４月の早い段階で全教職員が文科省の衛生管理マニュアルや感染症対策を確認して共通理解を図るよう呼びかけ、新入生・転入生が相談しやすい体制を整備するよう求めた。

安全・安心な新学期開始を

保護者向け資料改訂

差別防止協力要請も

　道教委は、保護者に新型コロナウイルス感染症対策の協力を依頼するリーフレット『保護者の皆様へ（Ver・１１）』を作成した。

　新学期を安全・安心に開始できるよう、長期休業中に見られた集団感染事例の特徴や出席停止の考え方を周知。風邪症状がある場合は自宅で休養するよう呼びかけている。

　また、SNSによる誹謗中傷がなくなるよう協力を要請し、自分たちにできることは何か家庭で話し合うよう呼びかけている。

(道・道教委 2022-03-15付)