支援充実へ加配 全教職員研修も(札幌市 2022-03-16付)
特別支援学級の配置基準見直しに関する質疑が行われた。
市は4年度の教職員定数を64人増員した一方、特別支援学級の配置基準見直しによって、特別支援学級の教員は22人の減員となった。
市教委の三戸部文彦教職員担当部長は、配置基準の見直しと教員の加算について「児童生徒の障がいの程度に応じた加算とインクルーシブ教育の充実に向けた加算を行っていく。今後も、国の基準によって手厚い支援体制を整えていく」と説明した。
今後の体制については「インクルーシブ教育充実に向けた加算によって、支援学級と通常学級の教員による連携強化・相互理解を図る。また、来年度からは管理職を含めた全教員が特別支援教育に関する研修を行い、学校全体で子どもの学びを支える体制を充実させていく」との方針を示した。
田中啓介委員(共産党)の質問に対する答弁。
(札幌市 2022-03-16付)
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