日高局　公立高・特校長・事務長会議　小中高連携強化を提案　行徳局長　教育推進の重点説明

（道・道教委 2022-04-25付）

校長・事務長１６人が参加した

　【苫小牧発】日高教育局は２０日、日高合同庁舎で管内公立高校・特別支援学校長・事務長会議を開催した。管内８校の校長・事務長１６人が出席。行徳義朗局長が管内教育推進の重点を説明したほか、小・中・高校の連携強化に向けた提案などを行い、教育活動のさらなる充実に期待を寄せた。

　管内の公立高校５校、特別支援学校１校、町立高校２校から校長・事務長１６人が参加した。

　はじめに行徳局長があいさつ。「管内の高校・特別支援学校の皆さんとより連携を深め、教育のさらなる充実を目指していく。本日は教育推進の重点について、その理念や実現の方策を理解していただきたい」と述べ、学校経営や教育活動への反映に期待を寄せた。

　引き続き、行徳局長が管内教育推進の重点を説明。本年度から高校・特別支援学校の新学習指導要領が施行されたことに触れた上で３つの重点「育成を目指す資質・能力を確実に身に付けさせる教育課程の編成・実施」「未来の日高教育を創造していく教職員の育成」「教育活動の質の向上を図る“働き方改革”の着実な推進」について伝えた。

　また、小・中・高校の連携などに触れ「日高地区校長会、教頭会の月例会に参加するというのはどうか。小・中の状況が分かるし、高校のＰＲができる」と提案。地理的な条件や学校数などから「日高は小・中・高校が連携しやすい環境が整っていると思う」と述べ、積極的な交流に期待を寄せた。

　このあと、校長部会と事務長部会に分けて担当者が各課所管事項を説明。円滑な学校経営に向けて情報を共有した。

(道・道教委 2022-04-25付)