教育環境整備に謝辞　札幌工高　建設企業へ感謝状

（学校 2022-05-30付）

太田校長（右）が髙橋支店長に感謝状を手渡した

　札幌工業高校（太田潤一校長）は２３日、同校OBが多数在籍する建設企業・地崎道路（株）北海道支店（髙橋勝之取締役支店長）の長年にわたる教育環境整備への協力に対し、感謝状を手渡した。髙橋支店長は「グラウンド整備や出前授業など、今後も様々な形で協力していきたい」と話した。

　北海道支店には、同校野球部ＯＢの髙橋支店長をはじめ、卒業生が多数在籍。平成２６年度からは、建設産業の魅力を伝えるとともに「恩返しのつもり」（髙橋支店長）として、出前授業およびグラウンド整備を継続している。

　本年度も、４月下旬に千歳営業所の職員らが同校を訪れ、土木科２年生に対しＩＣＴ施工に関する出前授業を行うとともに、モーターグレーダーやタイヤローラーを稼働させ、グラウンド整備に汗を流した。

　２３日は、髙橋支店長らが同校を訪問。太田校長が髙橋支店長に感謝状を手渡し、グラウンド整備や出前授業などへの協力に謝辞を述べた。

　髙橋支店長は、若手技術者の入職促進やＩＣＴ施工への対応など、建設産業を取り巻く現状を示しながら「今後も様々な形で協力していきたい」と話した。

(学校 2022-05-30付)