未来の教育のキーマンが来道　７月に札幌大で講演・討論会　内閣府・合田氏×経産省・浅野氏

（学校 2022-06-01付）

札大講演会２次元バーコード（クリックすると拡大表示されます）

　札幌大学（大森義行学長）は、７月３０日午前１０時から同大PREA　HALLで開催する「合田さん！浅野さん！なまら教えて！～北の大地の近未来の教育in札大」の参加受付をきょう１日から開始する。ユーチューブのライブ配信を併用。無料で全国誰でも参加できる。

　文部科学省で学習指導要領改訂を担った合田哲雄氏（内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官）と、経済産業省で「未来の教室」を立ち上げ、GIGAスクール構想を推進した浅野大介氏（経産省サービス政策課長・教育産業室長、デジタル庁統括官付参事官）を招き、国の教育改革をより深く理解し、本道の未来を創造する学校教育推進に弾みをつけるもの。

　浅野氏が「教育DXが可能にする『未来の教室』～定食屋からブッフェに変わる学び場」、合田氏が「教育DXの先にある学校の存在意義」と題しそれぞれ講演。その後「そうだ！合田さん、浅野さんに聞いてみよう！」をテーマにパネルディスカッションを行う。

　パネラーは札幌大の伊藤公紀副学長、鈴木恵一教授、同大学生と、北大大学院の山中康裕教授、道教育大学旭川校の学生、ほっかいどう学推進フォーラムの新保元康理事長。合田氏、浅野氏に質問を行う形で進める予定。進行は札幌北高校長の林正憲氏。

　参加無料で、教育に関心があれば誰でも参加できる。申込はきょう１日から７月１５日まで。左上の２次元バーコードから申請できる。問い合わせは札幌大企画部広報渉外課へ。

　企画者の林校長は「お二人の教育理念や視野の広さ、前例にとらわれないアイデアに感銘を受け、直接お話を伺いたいと企画した。ぜひ多くの方に参加してほしい」と話している。

(学校 2022-06-01付)