道公立学校事務職員協が総会　会長に大平氏　札幌啓成高　８月予定の研究大会は中止

（関係団体 2022-07-29付）

　道公立学校事務職員協会はこのほど、本年度定期総会を書面開催し、事業計画および役員体制を決めた。事業計画では、１２月中旬に第２回評議員研究協議会を開催するとともに、９月以降に３度、理事研究協議会を開くことを決定。８月に予定していた第７４回研究大会については、新型コロナウイルス感染症の影響で中止とした。新会長には、札幌啓成高校の大平貢弘事務長を選任した。

　本年度の事業計画をみると、総務部では、１２月中旬の第２回評議員研究協議会開催、９月以降に３度、理事研究協議会を開くことを盛り込んだ。また、広報に当たっては、年４回にわたって会報を発行するとともに、８月以降に支部だよりを発行することを確認した。

　研究部では、８月４日から２日日程で開催を予定していた第７４回研究大会について、新型コロナの感染拡大を受け中止に。研究部研究協議会に関しては、全道研究大会の在り方や支部研究活動活性化への支援などを検討するため、集合や遠隔によって数回開催することを申し合わせた。

　役員改選では、新会長に札幌啓成高の大平事務長を選任。大平新会長はあいさつで、学習指導要領改訂や働き方改革、感染症やＢＹＯＤによる１人１台端末への対応などで「事務室内の多忙感が年々増加している」と危惧し「これまで以上に会員相互で情報を共有し、様々な視点から討議を重ね、課題解決に結び付ける必要がある」と強調。来年度以降の全道研究大会の在り方や初任者層への研修促進などを含め「社会情勢や学校の置かれている状況、会員の要請などに応えながら、改革に取り組んでいきたい」とした。

　役員はつぎのとおり。

　　＝全員新任、敬称略＝

▽会長＝大平貢弘（札幌啓成高事務長）

▽副会長＝野島浩（札幌国際情報高事務長）、盛信之（千歳北陽高事務長）

▽事務局長＝武田明（札幌稲穂高等支援事務長）

▽監事＝諏訪文重（拓北養護事務長）、金谷康弘（市立札幌豊成支援事務長）

(関係団体 2022-07-29付)