道高校教頭・副校長会オホーツク支部　高、特の垣根越え交流　夏季研究協開く　講話など

（道・道教委 2022-08-19付）

活発に意見を交わす参加者

　【網走発】道高校教頭・副校長会オホーツク支部（中西正志支部長）は７月下旬の２日間、北見北斗高校で夏季研究協議会を開いた。管内高校・特別支援学校の副校長、教頭ら約３０人が参加。研究発表、講話、研究協議などを通して、高校と特別支援学校の垣根を越えて活発に交流した。

　管内高校および特別支援学校の連携を図るとともに、各校における管理運営・教育指導上の諸問題について研究協議および情報交換を深め、教頭としての資質向上と各校の教育活動の充実を図るもの。

　管内特別支援学校教頭・副校長会と共催し、特別支援学校の副校長、教頭を参加対象に加えた。

　中西支部長は初日の開会あいさつで、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中でも研究・研修活動を「極力止めない」という方針を掲げ、開催に至ったことに言及。

　さらに、新たなことにも挑戦しようと、管内特別支援学校教頭・副校長会との共催が実現。関係者の理解・協力に謝意を示すとともに「高校と特別支援学校の垣根を超えた交流が少しでもできれば」と期待した。

　開会式のあと、オホーツク教育局の楠本学高校教育指導班主査と洞防人指導主事が教育局所管事項について説明したほか、北見柏陽高校の福井朋美教頭が「スクールミッション・スクールポリシーを踏まえた学校運営に向けて」をテーマに研究発表した。

　２日目は、北見柏陽高の青木祐治校長が「教頭・副校長職の魅力～学校をデザインする仕事」と題して講話。十勝教育局の塚本宏之主幹が「新学習指導要領の着実な実施に向けて」と題して講義した。

　また、働き方改革、人材育成、学習指導（評価）の課題別グループに分かれて研究協議を実施。参加者は、学校運営の充実に向けて活発に意見を交わした。

(道・道教委 2022-08-19付)