日本学校農業クラブ道連盟　培った知識・技術競う　全道技術競技大会に３１９人

（関係団体 2022-08-23付）

農業鑑定競技に臨む生徒

　【岩見沢発】日本学校農業クラブ北海道連盟（中井明斗会長）は９日、岩見沢農業高校で全道技術競技大会を開催した。新型コロナウイルス感染症の影響によって３年ぶりに実施。同連盟クラブ員の全道２９校・３１９人が参加し、農業科目の専門的な能力向上を図った。

　大会は、連盟における三大行事の一つで、農業科目の知識や技術を高め合い、クラブ員相互の交流を深めることを目的としている。

　競技種目として農業鑑定競技会とフラワーアレンジメント競技会、平板測量競技会を実施した。

　農業鑑定競技会は、一列に並べた展示物の名称や使い方を問いにして、解答数を競うもの。合計４０問で、制限時間は１３分２０秒。農業・園芸・畜産・生活・食品・森林・農業土木の７コースに分かれて競技した。

　フラワーアレンジメント競技会は、生け花の美しさを競うもの。指定のテーマと花材をもとに生け花の制作に励んだ。

　平板測量競技会は、指定の多角形の面積を算出し、誤差の少なさを競うもの。平板測量器械を用いて境界線測量・三斜法・三辺法で面積を計算した。

　競技終了後、新型コロナウイルス感染症拡大防止のために中止した開会式・閉会式の代替企画として、岩見沢農業高の生徒がユーチューブライブで結果発表を行った。

　結果概要はホームページに掲載している。

(関係団体 2022-08-23付)