道高・特教頭・副校長会十勝支部が会合　校長との関係づくりを　帯広柏葉高・須藤校長が講話

（関係団体 2022-08-23付）

会員約２０人が参加した

　【帯広発】道高校・特別支援学校教頭・副校長会十勝支部は７月下旬、帯広市内のとかちプラザで第２回研究協議会を開いた。会員約２０人が参加。帯広柏葉高校の須藤克志校長による講話や研究協議を通して、学校運営の充実に向けて研鑚を積んだ。

　会員相互の連携をもとに、高校・特別支援学校の管理運営および指導上の諸問題について研究協議を深め、学校運営の充実・発展に向けた指導力の向上を図ることが目的。

　開会に当たり、奥田智紀会長があいさつ。コロナ禍における教育現場の実態や課題等に触れ「学校間の連携を深めたい」と述べた。

　続いて、道高校長協会十勝支部長を務める帯広柏葉高の須藤校長が「元気が出る教頭職」と題して講話した。

　須藤校長は自身の教頭職時代を振り返り、校長との関係づくりの重要性を強調。教頭として職務を進めるポイントとして①状況を的確に報告する②共に考える・提案する③早急に動く（調整）―の３点を挙げた。

　また、ことし現職に就いてから進めている計画等を紹介。「組織を動かし、前に進んだと感じたとき、管理職の醍醐味を感じる」と伝えた。

　講話の中で、グループ討議を実施。「十勝をＩＣＴ授業の推進地域にしよう！」をテーマに話し合った。

　このあと、「教頭業務ブラッシュアップ～自己の業務を振り返る」「各学校課題の共有」の２点をテーマに、参加者間で研究協議した。

(関係団体 2022-08-23付)