札幌市星友館中　学校説明会　学ぶ喜び感じてほしい　学習内容など理解深める

（札幌市 2022-11-14付）

　道内初の公立夜間中学・札幌市立星友館中学校（工藤真嗣校長）は１０月下旬、同校で学校説明会を開いた。５年度の入学を希望する約２０人が参加。生徒の多様なニーズに対応した学習コースや就学支援制度、入学手続きの進め方に関する説明を受け、公立夜間中学の特色への理解を深めた。

　星友館中は、道内初の公立夜間中学として４年度に開校した。学校教育目標「学ぶ＝（は）いきる～より自分らしくあるために」のもと、生徒一人ひとりの理解度や習熟度に合わせて、６つの学習コースを設定している。

　本年度２回目の学校説明会には、５年度の入学を検討する約２０人が参加した。

　はじめに、工藤校長があいさつに立ち「私たちにとって、学ぶことは生きることそのもの。皆さんが安心して学び、学ぶ喜びを感じられるよう、努めていきたい」と述べた。

　このあと、入学資格や学習コース、週当たりの教科授業時数、時間割の例、校外学習やスポーツ交流、文化学習発表会などの行事、複数教員による授業体制などを解説。また、札幌市における公立夜間中学の就学支援制度、募集人数や入学手続きの記載方法などを説明した。

　このあと、参加者は３時間目の授業を見学。同校の教育内容に触れ、学びへの意欲を高めた。

(札幌市 2022-11-14付)