札幌市教委　冬季林間学校　３０日まで申込受付中　ウェブで動画公開も

（札幌市 2022-11-18付）

　札幌市教委は、本年度冬季林間学校を来年１月７、８日の２日間で実施する。各コース日帰り日程で、防犯炊事体験、スノーシュー体験など冬の自然を生かした野外活動プログラムを展開する。また、本年度夏季林間学校から開始したウェブ林間学校は引き続き冬季でも実施。「秋のおもしろ探検ツアー」をテーマとした動画を公開する。申し込みは３０日まで受け付けている。

　林間学校は、市教委、市教育協会、市野外活動教育研究会の３者主催で昭和５２年度から実施している歴史ある事業。子どもたちの自主性・協調性・社会性を育むことを目的として毎年夏休みと冬休みの年２回開催し、それぞれの気候や市の自然を生かした野外活動プログラムを提供している。

　新型コロナウイルス感染症の影響で、２年度夏季・冬季と３年度夏季は中止。市内の感染状況等を踏まえ、３年度冬季から再開している。

　本年度冬季は、１・２年生（７日）、３・４年生（８日）、５・６年生（７日）の３コース、それぞれ日帰りで実施。５・６年生コースは、これまでの定山渓自然の家から会場を変更。全てのコースを青少年山の家で行う。

　定員は各コース４０人。１・２年生コースでは雪の森ハイキングやスノーランドでの遊びなどを展開する。３・４年生コースでは防災炊事や雪基地づくり、５・６年生コースではスノーシュー体験やたき火などのプログラムを提供する。

　翌９日には、小学生以下とその家族１５０組を対象とした冬の自然体験フェスを開催。青少年山の家を会場に、青少年科学館の移動プラネタリウムなど各種体験ブースを設置する。

　また、本年度夏季林間学校で好評だった新たな取組、ウェブ林間学校を冬季でも実施する。「秋のおもしろ探検ツアー」をテーマに、自然を体験できる動画を公開。動画内に隠された３つのキーワードを見つけて応募すると、必ず記念品を受け取ることができる。

　申し込みは、市林間学校ホームページから３０日まで受け付けている。

　問い合わせは、市教委生涯学習推進課・電話０１１（２１１）３８７２、ＦＡＸ０１１（２１１）３８７２まで。

(札幌市 2022-11-18付)