石屋製菓に感謝状　札幌市　子ども食堂運営団体寄付

（札幌市 2022-11-22付）

左から近藤ＧＭ、本間市民文化局長、鈴木係長

　札幌市市民文化局は１５日、市のまちづくり活動を支える「さぽーとほっと基金」を通じた、子ども食堂を運営する団体への寄付に対する感謝状贈呈式を執り行った。石屋製菓㈱から、９万８００円の寄付を受けたとして、本間芳明市民文化局長が近藤亜実経営管理部ゼネラルマネージャー（ＧＭ）に感謝状を贈呈した。

　さぽーとほっと基金は、企業や個人などから寄付を募り、市内のボランティア団体やＮＰＯ法人などが行うまちづくり活動に助成するもの。

　同社はことし８月、地産地消に貢献し、体に優しい菓子を通して健康な社会を目指したいとの思いから、道産野菜を使ったチョコレートバー「ベジウィル」をクラウドファンディングサイトで試験的に販売した。

　集まった支援金の一部を、子どもたちの食育支援に役立ててもらおうと、さぽーとほっと基金を通じて、子ども食堂を運営する市内８団体へ寄付した。

　この日、同社の近藤ＧＭや鈴木皓介係長らが出席。本間市民文化局長が感謝状を贈呈した。近藤ＧＭは「未来を担う子どもたちの役に立てたら」と話した。

(札幌市 2022-11-22付)