道都市教委連　登別で秋季定期総会　全国大会へ役割等確認　来年６月に道へ要望書提出

（関係団体 2022-11-29付）

　【室蘭発】道都市教育委員会連絡協議会（檜田英樹会長）は１６日、登別市内の第一滝本館で４年度秋季定期総会を開催した。来年５月１８、１９日に帯広市で開催する「第７３回全国都市教育長協議会定期総会・研究大会帯広大会」における各種役割や、６年度の文教施策に対する要望事項案などについて審議。来年６月ごろに道知事および道教委教育長へ各要望書を提出することなどを確認した。

　開会に当たり檜田会長があいさつ。札幌市で来年開校する義務教育学校や、札幌市におけるコミュニティ・スクールについて準備を進めていることを報告。部活動の地域移行や教員の働き方改革、学校規模の適正化など教育を取り巻く様々な課題について触れ「本総会が各都市の取組などについて情報交換できる貴重な機会になれば」と期待を寄せた。

　議事に移り、来年５月１８日から２日間、に帯広市民文化ホール・とかちプラザで開催する第７３回全国都市教育長協議会定期総会・研究大会帯広大会の各種役割を確認。大会では、文部科学省講話や教育行財政、学校教育、生涯学習の３つの部会に分かれた教育研究部会・分野別研究発表やアトラクション、視察研修などを行うとした。

　また、６年度の文教施策に対する要望事項案における今後のスケジュールなどを確認。来年２月ごろに時点修正等の確認、重点要望事項案の選定を行い、５月ごろに開く道都市教育長会春季定期総会での要望事項案の審議を経て、６月ごろに道知事および道教委教育長へ各要望書を提出することなどを申し合わせた。

　このほか、道教委の各担当者が新型コロナウイルス感染症の対応や学校におけるＩＣＴの活用、部活動の地域移行などについて情報提供した。

(関係団体 2022-11-29付)