札幌市　川の学習パネル展　学びの成果　２２日まで　小学校１０校が壁新聞など

（札幌市 2022-12-07付）

札幌市川の学習パネル展

　札幌市環境局は２日から４日間、札幌駅前通地下歩行空間で「川の学習パネル展」を開いた。市立小学校１０校が、川の生き物や地域との関わりなどをテーマにした学習成果を発表した。２２日まで市ホームページでも観覧できる。

　パネル展は、市立小の学習成果を発表するとともに、一般市民にも環境保全に関心を持ってもらおうと毎年実施しているもの。

　今回は、あやめ野小学校や新陵東小学校、北野小学校など１０校が参加。３～５年生が、それぞれ近隣の河川について調べ学習や校外学習など行い、壁新聞やレポートにまとめた。

　盤渓小学校は、盤渓川の自然環境や生息する生き物を調査。流域ごとの長所や短所を地図上にまとめ、環境保全のためにごみのポイ捨て禁止を訴える看板を設置するなどの改善策も考えた。

　展示を見た７０代の男性は「どの学校もよく調べてまとめていて、興味深かった」と話した。

　展示は、オンライン上でも開催しており、市ホームページでも観覧できる。２２日まで。

(札幌市 2022-12-07付)