知恵結集し課題解決を　定例会　進路事務など確認

（札幌市 2022-12-07付）

札幌市中学校教頭会定例会

　札幌市中学校教頭会（林康弘会長）は２日、ホテルライフォート札幌で１２月定例会・研修会を開いた。評価・評定に関する調査を実施することなど、様々な取組について確認。研修会では、藤野中学校の柏原知之教頭が進路事務に関する留意事項などを解説した。

　林会長は開会あいさつで、新型コロナウイルス感染症対応に関わって各教頭が多忙を極めている現状をねぎらいながら「それぞれが体を大事にするのはもちろん、自分が急きょ欠勤したとしても代わってもらえる体制をつくっておく必要がある」と強調。そのために、教頭会のネットワークを活用して情報共有する重要性を示し「苦労を分かち合いながらみんなの知恵を結集して日々の課題に取り組んでいこう」と呼びかけた。

　議事では、１１月に開催した全日研修会に関するアンケート結果を示し、成果と課題を振り返った。

　このほか、４年度研究紀要の編集に関わるスケジュール、評価・評定に関する調査の詳細、今後の定例会・研修会の予定などを確認した。

　研修会では、札幌市中学校進路指導協議会などで活躍する柏原教頭が講師を務め、高校入学者選抜業務などの進路事務における教頭の役割や留意事項を解説した。

(札幌市 2022-12-07付)