日体大附属高支の島﨑校長　総理大臣表彰を受賞　障害者関係功労者　道内現役校長で初

（学校 2022-12-09付）

日本体育大学附属高等支援学校島﨑校長「障害者関係功労者表彰」

　【網走発】日本体育大学附属高等支援学校の島﨑洋二校長は５日、東京有明セントラルタワーで挙行された「障害者関係功労者表彰」受賞式において、内閣総理大臣表彰の受賞の栄に浴した＝写真＝。北海道では初の現役校長の受賞。島﨑校長は「受賞できたのは、支えてくれた皆さん、本校生徒、保護者のおかげ」と謝辞を述べた。

　表彰は、自立して社会活動に参加し広く他に模範を示している障がい者および障がい者の福祉の向上に関し顕著な功績を挙げ、国民の模範と認められる個人、団体を顕彰することを目的としている。５年に一度開催している。

　島﨑校長は教育者として長年、聴覚障がい者の冬季スポーツの振興、職業教育の充実、手話の指導方法の整備に尽力するとともに、全日本聾教育研究会会長として全国の研究会の充実に努めてきた。平成２５年には特別支援教育功労者「文部科学大臣賞」を受賞。また、２９年には日本体育大学附属高等支援学校を開設し、現在まで校長として障がい者教育に率先垂範となって取り組んできたことが評価され、今回の受賞に至った。

　道内では初の現役校長の受賞となった。

　島﨑校長は「このたびの受賞の栄誉は、ひとえに学校を支援してくれた皆さん、本校生徒、保護者のおかげ」と謝意を表した。

(学校 2022-12-09付)