コンストラクション甲子園　決勝へ北見北斗、遠軽　オホーツク地区予選開く

（学校 2022-12-14付）

決勝大会に参加する２チーム

　【網走発】全国初の高校生を対象とした建設業の知識などを問うクイズ大会「コンストラクション甲子園」オホーツク地区予選が１１日、北見市内のホテル黒部で開かれた。オホーツク管内の高校８校から２０チーム４０人が参加。熱戦を繰り広げ、２チームが決勝大会進出を勝ち取った。

　建設業の若手経営者で組織する帯広二建会（萩原一宏代表幹事）、釧路建親会（渡部仁志会長）、オホーツク二建会（後藤武史会長）が企画・運営。建設、防災、環境などに関するクイズを出題し、これらを学んだ高校生に防災リテラシーを高めてもらうとともに、生きる力を育もうと開いたもの。１１日に十勝、釧路・根室、オホーツクの各地区で予選を行い、それぞれの上位２チームが来年２月２６日、帯広で開かれる決勝大会に参加する。

　オホーツク地区予選には、管内の湧別高校、北見北斗高校、斜里高校、網走桂陽高校、北見柏陽高校、北見工業高校、遠軽高校、網走南ケ丘高校の８校から２０チーム４０人が、ウェブ上の専用サイトで事前学習をした上で臨んだ。

　開会に当たり、オホーツク二建会の美田大輔副会長が「たくさんの皆さんに参加いただいたこと、事前に学習し土木のことを知っていただいたことをうれしく思っている。楽しんで、このイベントを盛り上げていただきたい」と呼びかけた。

　参加チームは、予選１として３０問の筆記試験、予選２として４ブロックに分かれての二択クイズを経て、各ブロックの上位２チーム、計８チームが決勝ラウンドのパネルクイズに進出。建設、環境、防災などに関する難問に挑戦した。

　２位３チームがタイブレークにもつれ込み、熱戦の末、上位３チームが確定。ファイナルラウンドを迎えた。

　ファイナルラウンドのパネルクイズで、１位に北見北斗高校ｃａｐｒｉｃｃｉｏｓｏ、２位に遠軽高校野球部Ｄが輝き、来年２月の決勝大会進出を決めた。

　２チームの高校生は「これからも勉強していきたい」「地区代表として頑張りたい」などと力強く語った。

(学校 2022-12-14付)