道徳的価値観醸成へ　岩見沢東小　公開研究会

（学校 2022-12-14付）

　【岩見沢発】岩見沢市立東小学校（村上咲枝校長）は１１月中旬、同校で道徳公開研究会を実施した。同校１～６年生それぞれで公開授業を行ったほか、京都市教委の毛利豊和専門主事が講演。思いやりや感謝、生命の尊さなどの道徳的な価値観の醸成を図った。

　あいさつに立った村上校長は「これまで授業づくりについて思考を重ねてきたが、子どもと先生が楽しい授業づくりを目指していきたい。多くの方々から意見をいただければ」と話した。

　公開授業は１年生「“がっこう”ってなんだろう」（鎌田菜都美教諭）、２年生「じぶんらしい“たのしい”ってなんだろう」（鳴海洋之教諭）、３年生「“うそ”ってなんだろう」（清水信彦教諭）、４年生「“友だち”ってなんだろう」（五十嵐恭佳教諭）、５年生「生きる“しあわせ”ってなんだろう」（黒田一也教諭）、６年生「“自分”ってなんだろう」（北野千尋教諭）を実施。全学年中心教材としてヨシタケシンスケ著『なんだろう　なんだろう』を利用し、全ての授業を参観可能とした。

　続いて、森靖佳教諭が研究発表を行い、岩見沢市立教育研究所の日比生究氏が講評。さらに、京都市教委の毛利専門主事が「子どもたちの生きる力を育む先生の魅力」をテーマに講演会を行った。

(学校 2022-12-14付)