経産省　政策アイデアコンテスト　斜里高校が最優秀賞　自転車観光施策が高評価

（学校 2022-12-13付）

観光ビジネスチームの生徒と岡田大臣（中央）

　斜里高校（増田康広校長）観光ビジネスチームの生徒たちは１０日開かれた経済産業省の地方創生☆政策アイデアコンテスト２０２２最終審査会で、最優秀賞「地方創生担当大臣賞」に輝いた。新型コロナ感染症の影響による観光客の減少を踏まえ、自転車で知床の自然を楽しみながら心身をリフレッシュする観光政策を提案。表彰式では岡田直樹地方創生担当大臣が生徒に表彰状やトロフィーを授与し、地域の魅力向上に向けたアイデアをたたえた。

　コンテストは人口動態や産業構造等のビッグデータを集約・可視化するＲＥＳＡＳ（リーサス）を使って地域課題を分析し、課題を解決する政策アイデアを募集するもの。「高校生・中学生以下」「大学生以上一般」の２部門で全国から４９５組の応募があり、全国８地区の予選をくぐり抜けた代表が東京都内の最終審査会で発表した。

　同校の観光ビジネスチームの生徒たちは、コロナ禍で疲弊した心身をリフレッシュするためオホーツクの風光明媚な観光地を自転車で観光するスローツアーを提案。また、ＪＲの利用者増を見越して自転車を公共交通機関に載せて移動する「輪行」、アフターコロナを見据え台湾から冬の観光客を呼び込む自転車観光を提案し、高く評価された。

(学校 2022-12-13付)