道公教 岩見沢でブロック研修会 魅力ある学校づくりへ 光陵中校区・日浦氏講演など(関係団体 2022-12-13付)
道公教岩見沢でブロック研修会
【岩見沢発】道公立学校教頭会(道公教、八田博之会長)は11月22日、岩見沢市生涯学習センターいわなびで第4ブロック研修会を実施した=写真=。研究主題「未来を生きる力を育む 魅力ある学校づくり」のもと、ハイブリッド方式で約170人が参加。全体会、ブロック交流、岩見沢市光陵中学校区コミュニティ・エリアの日浦孝博コーディネーターによる講演などを通して、より良い学校運営に向けて研鑚を積んだ。
第4ブロック教頭会の組織上の問題や教育現場の抱えている諸問題を検討し、職能向上を目指すとともにブロック内における各地区教頭会の研究内容・活動状況を交流し、資質向上を図ることを目的としている。
はじめに、八田会長のあいさつを山口貴治副会長が代読。9月に小樽で行われた道公教研究大会に触れ、関係者に感謝の意を表したあと「第4ブロックの活動がより一層充実・発展することを祈っている」と話した。
続いて、道公教の三國均第4ブロック長が「教頭は教育改革の方向性を正確に捉え、課題を整理しながら学校教育の果たすべく役割・使命の重大さを確認し、保護者の期待に応える必要がある」と話し「学校運営の要としてのリーダーシップを発揮し、存在感を示しながらどう職責を果たし研鑚していくかを解明していきたい」と述べた。
全体会に移り、山口副会長が一般会務報告を行ったほか、研修部や組織部、調査部などの代表者が報告を行った。
続いて、岩見沢市光陵中学校区コミュニティ・エリアの日浦コーディネーターが「地域でつくる学び~ミライク」と題して講演を行った。管内の小・中学校の総合学習やキャリア学習の計画と実践を報告。成果として、生徒の好奇心・探求心・自己肯定感が向上することや、教職員が有識者や企業による学びを提供できること、企業のリクルートにつながることなどを伝えた。
最後に、ブロック交流で自校の「働き方改革の取組と課題」について比較しながら話し合った。
(関係団体 2022-12-13付)
その他の記事( 関係団体)
教育振興会と退職校長会が教育会議 “地域で”育てる意識を ICTの地域間格差が課題
道教育振興会(濱田美樹会長)と道退職校長会(黒坂由紀子会長)は9日、ホテルライフォート札幌で第21回北海道教育会議を開催した。全道の校長、教頭、PTAなどオンラインを合わせ約100人が参加...(2022-12-20) 全て読む
7年度「情報」共通テストへ 道内教諭 授業づくり模索 専門教諭が問題分析し共有
【帯広発】道内の各高校では、大学入学共通テストにおける新教科「情報」の7年度開始を見据えた授業づくりを模索している。道高校教育研究会および十勝管内高教研情報分科会は9日、研究協議会を実施し...(2022-12-19) 全て読む
道高校教頭・副校長会アンケート 「教職員の意識」が課題 教科横断型、ICT活用に苦慮
道高校教頭・副校長会(大谷健介会長)は、「令和の日本型学校教育の構築に向けて」を研究主題とした会員アンケートの結果をまとめた。観点別評価を「全教科で実施している」学校は95・7%に達した一...(2022-12-15) 全て読む
道高校水産クラブ研究発表大会 厚岸翔洋高が3年連続優秀賞 未利用・低利用魚を研究
【小樽発】道高校水産クラブ連盟は11月上旬、小樽水産高校(木村司校長)で第43回道高校水産クラブ研究発表大会を開催した。小樽水産高、函館水産高校、厚岸翔洋高校、天売高校の4校から11チーム...(2022-12-14) 全て読む
帯広市P連 第66回研究大会 十勝の環境は魅力的 スピードスケート・髙木氏講演
【帯広発】帯広市PTA連合会(中村浩和会長)は11月27日、市内のとかちプラザで第66回研究大会兼子育て研修会を開いた。約130人が参加。スピードスケート元日本代表の髙木菜那氏による基調講...(2022-12-13) 全て読む
道女性管理職会役員会・研修会 全道15地区の実践交流 後継者育成、情報発信など共有
道公立小・中・特別支援学校女性管理職会(鈴木真由美会長)は3日、ホテルライフォート札幌で第2回役員会・研修会を開いた。5年度の活動の推進計画や予算案を示したほか、地区交流を実施。校長・教頭...(2022-12-12) 全て読む
十勝女性管理職会楡の会秋季研 子の将来像を意識して 特支の視点で学び充実へ
【帯広発】十勝管内公立学校女性管理職会・楡の会(大庭奈穂子会長)は11月26日、帯広市内のとかちプラザで秋季研修会を開いた。会員14人が参加。中札内高等養護学校の太田千佳子校長が講師を務め...(2022-12-09) 全て読む
十勝教育研究所 業務改善に向け 発刊物電子化に着手へ HP改修や所員テレワーク
十勝教育研究所(山田洋所長)は来年度以降、所内の業務改善を進める。発刊物の電子化に伴うホームページ改修、所員のテレワークなどによって、管内教職員および所員の業務効率化を図る。山田所長は「よ...(2022-12-08) 全て読む
十勝教育研究所 初の小・中意識調査 授業改善に活用して 刊行物や取組の認知度紹介
【帯広発】十勝教育研究所(山田洋所長)はホームページで、管内の教育課題や教育情報等をまとめた「十勝管内小・中学校意識調査 数字で見る十勝の教育」の提供を始めた。1回目として、昨年11月に実...(2022-12-08) 全て読む
稚内市教育研究会が研究大会 根拠持ち考える活動展開 潮見が丘中など4校公開授業
【稚内発】稚内市教育研究会(和田浩会長)は11月中旬、市内の小・中学校4校で教育研究大会を開催した。各校で研究主題に沿った公開授業・研究協議を通して、児童生徒の成長につながる授業づくりへの...(2022-12-08) 全て読む