冬季休業の感染症対策　道教委が保護者向け資料　備え万全に　楽しい思い出を

（道・道教委 2022-12-19付）

　道教委は、冬季休業に向けて新型コロナウイルス感染症対策の徹底を呼びかける保護者向けリーフレット「冬休みの過ごし方～“感染対策”と“備え”で楽しい思い出づくりを」を作成した。１５日の道感染症対策本部会議で倉本博史教育長が報告。日常の感染症対策４点をあらためて徹底するよう要請するとともに、風邪症状が出たときの備えや対応を示している。

　全国では新型コロナウイルスの新規感染者数が増加する中、道内の新規感染者数は１４日時点で人口１０万人当たり７６６・６人で減少傾向にある。年代別では３０代以下の割合が約５割。うち１０代以下は２６・７％と４分の１を占めている。

　１５日の道感染症対策本部会議で倉本教育長は、冬休みを迎え学校以外で過ごす時間が増えることから、同リーフレットを作成し、学校に配布していることを説明。「コロナ禍においても学校と家庭が連携して感染対策と発熱時の備えに万全を期し、子どもたちが楽しい冬休みの思い出をつくれるよう支援していく」と述べた。

　リーフレットでは日常の感染対策として①帰宅後の手洗い（３０秒程度）②近距離での会話時のマスク着用③風邪症状がある場合の自宅休養④十分な睡眠、食事、運動―の４点や感染症に起因する可能性のある風邪症状の一覧、症状が出たときに備えるべき医薬品や食料品の例を掲載している。

(道・道教委 2022-12-19付)