道学校給食コンクール　２０日開催　適度な塩分でおいしく　４チームがレシピ競う

（道・道教委 2022-12-16付）

　道教委と道学校給食会（松本邦由理事長）主催による道学校給食コンクールが２０日、札幌市内の道第二水産ビルを会場にオンラインで開催される。本年度の募集テーマは「地域自慢の“ほっかいどう満載”レシピ～道産食材を適度な塩分でおいしく食べよう」。由仁町学校給食センター、札幌市立北野台小学校、七飯町学校給食センター、大空町東藻琴学校給食センターの４チームが出場し献立を発表する。

　コンクールは、学校における食育を推進するため、各地域で実施されている様々な地場産物を活用した特色のある献立を全道に広め、食事内容の充実・向上、調理技術、衛生管理の研鑚意欲の高揚に資することがねらい。

　３年度はアイヌ民族の料理を献立に取り入れた白老町立しらおい食育防災センター、２年度は平取高校の生徒が考案したメニュー・ビラトマハヤシを発表した平取町立平取小学校、元年度は炊き込みいかめしやどさんこ汁などを発表した函館市立湯川小学校が最優秀賞を受賞している。

　本年度は、望ましい栄養バランスについて考え生涯にわたり健やかに生きる基盤を培うことを目指し募集テーマを設定。児童生徒への指導のみならず家庭への情報発信を行う観点から、地域の地場産物を使った適切な塩分量の学校給食レシピを募集した。

　当日は審査対象者と審査会場をオンラインでつなぎ、１次審査をくぐり抜けた４チームが献立を発表。献立と発表内容を総合的に審査した上で最優秀賞１チーム、優秀賞１チーム、優良賞２チームを決定する。

　表彰されたチームの献立は道教委・学校給食会のホームページや広報紙のほか、料理レシピ検索サイトのクックパッドに公開する予定。

(道・道教委 2022-12-16付)