働き方改革推進へ　道教委　好事例・アイデア募集　廃止可能の学校業務も対象に

（道・道教委 2022-12-21付）

　道教委は、学校における働き方改革を一層推進するため、前年度に引き続き教員、学校、教育委員会から優れた実践事例やアイデアを募集している。本年度は新たに「学校で廃止可能な業務」を対象に追加。提供された情報を道教委の施策に反映し、優れた取組を広く全道に普及させる。

　学校における働き方改革「北海道アクション・プラン（第２期）」では、教員が自ら働き方を認識して各自が最適な取組を実施する「個の“気付き”」、学校全体で対話し、業務改善を実践する「チームの“対話”」、保護者・地域住民の理解と協力を要請する「地域との“協働”」を重視する視点として設定している。

　道教委は３年１０月から教育委員会、学校、教職員等による優れた業務改善の実践事例やアイデアの募集を開始しており、本年度も引き続き募集している。

　募集内容は①学校としての実践例②個人で行う取組のアイデア③個人としての実践例や仕事術④行政が行う取組のアイデア⑤行政としての実践例⑥学校で廃止可能な業務⑦学校単位で行う取組のアイデア―など。優れた情報は道教委内で共有して施策に反映させるほか、各種会議等を通じて全道の学校に周知する。

　１２日付で各道立学校、札幌市を除く市町村教委教育長などに通知。リーフレットに記載されている２次元バーコードから入力フォームにアクセスして実践例やアイデアの内容や効果を入力し、提供可能な参考資料があれば添付する。

(道・道教委 2022-12-21付)