本道教育の振興に寄与　道教委が教育功績者表彰式　功績顕著な１０人たたえる

（道・道教委 2023-01-16付）

表彰状を受け取る真駒内養護の上林校長

　道教委は６日、道庁別館で４年度道教育功績者表彰式を執り行った。倉本博史教育長が本道の教育振興に顕著な功績を残した受賞者１０人に表彰状と記念品を手渡した。

　表彰は、本道の教育振興に功績のある教育職員その他の教育関係者を表彰してその功績に報い教育の振興に寄与することを目的に昭和２８年度から実施。教育職員として在籍し、その功績が特に顕著な人、教育職員として特に模範とすべき行為のあった人などを毎年度表彰している。

　新型コロナウイルス感染症の影響で２年ぶりの開催で、来賓祝辞や受賞者の代表あいさつを省略するなど簡略化を図った。６８回を迎えた今回で受賞者の総数は６５７人となった。

　はじめに倉本教育長が登壇。優れた識見と指導力をもって本道教育の振興に尽力した受賞者の功績をたたえ「社会の激しい変化の中で幾多の試練を乗り越え、多くの道民の皆さまの信頼を得ながら着実に発展できたのも皆さんの功績によるものが誠に大きい」と述べた。

　その上で「皆さんの功績をあらためて心に刻み、子どもたちが夢と希望にあふれ、新しい時代に向かってたくましく成長することができるよう全力で取り組んでいく」と述べ、引き続き理解と協力を呼びかけた。

　続いて倉本教育長が真駒内養護学校の上林宏文校長をはじめ受賞者一人ひとりに表彰状と記念品を授与。本道の教育振興に尽力した功績をたたえた。

(道・道教委 2023-01-16付)