２９、３０日高校生が販売　地域連携で商品開発に挑戦！　地学協働活動inどさんこプラザ

（道・道教委 2023-03-14付）

　道教委は、２９日から２日間、札幌駅構内西改札口付近のどさんこプラザ札幌店で、高校生が実習で生産した商品や企業等と連携した商品を販売する「地学協働活動（高校生チャレンジ）ｉｎどさんこプラザ」を開催する。静内農業、更別農業、千歳、下川商業、小樽水産の５高校が開発した菓子、レトルトカレー、うどんなどを出品する。開店は午前８時３０分から。

　道立高校が地域との協働で開発した商品を集めて販売することで高校生が多くの人との交流を図り、本道の魅力を伝えることを通して実社会で必要とされる資質・能力を育む機会とすることがねらい。本年度の道総合教育会議における議論を経て開催が決まった。

　地元企業とコラボした商品として、静内農業高校はホウレンソウやサクラ風味で味付けしたマドレーヌと万能肉ソースを、更別農業高校は地元産インゲン豆やスモモのジャムを使ったレトルトキーマカレー２種類をそれぞれ販売する。

　千歳高校はサケとみそで味付けしたお米のスナック「しゃけっと石狩鍋風味」、下川商業高校は地元産のトウモロコシを練り込んだ手延べうどん「とうもろこしうどん」を出品。小樽水産高校は、実習で生産したサバやサケの水煮缶のほか、カラフトマスとスライスしたタケノコをしょうゆベースで味付けしたサケのタケノコ風味付を販売する予定。

　販売は静内農業高と千歳高の生徒が担当。販売時間は午後８時までだが、午後４時以降の時間帯は道教委職員が担当する。会場では道内における地学協働の取組をＰＲするパネルを展示し、本道の魅力を広く発信する。

(道・道教委 2023-03-14付)