学校教育関係出展　６０ブースに賑わい

（道・道教委 2023-04-18付）

　先進７ヵ国（Ｇ７）札幌　気候・エネルギー・環境大臣会合実行委員会主催による「環境広場ほっかいどう２０２３」では、約１６０の企業・団体がブースを設け、ＳＤＧｓや環境問題などをテーマとする様々な体験機会を提供。学校や教育関係者によるブースも多数並んだ。スポーツ関連では縄跳び、サッカー、乗馬などの運動体験や最新の技術を活用したＡＲスポーツのコーナーもあり、親子連れの多くの市民で盛況を見せた。

　「環境・ＳＤＧｓゾーン」では５年度全国高校総体関連のブースを設置し、市立札幌藻岩高校３年生の佐藤琴乃さんが「持続可能なスポーツを考える」をテーマにＳＤＧｓの学習成果について発表。持続可能な大会につなげるアイデアを伝えたほか、スポーツの指導を通して人々の意識・行動の変容に働きかけることの大切さを訴えた。

　防災啓発や被災地の支援に取り組む高校生団体「道高校生ネットワークＢＬＯＳＳＯＭ（ブロッサム）」は、東日本大震災の被災者を追悼する「青い鯉のぼりプロジェクト」のメッセージ募集や被災時にも役立つペットボトルの工作教室を開催。

　「キャリア教育ゾーン」では、立命館慶祥中学校の生徒たちが観光名所やスイーツなど江別市の魅力を紹介。スマートフォンから挑戦できるオリジナルクイズのアプリを作成するなど工夫を凝らした。

　札幌東商業高校マーケティング部の生徒は蜂蜜入りのドーナツや万能ソースなど同校独自の５商品を販売。元気いっぱいの呼び込みや丁寧な接客で日頃の練習の成果を遺憾なく発揮した。

　「スポーツゾーン」では札幌市教委主催によるさっぽろっ子「なわとび甲子園」を開催し、子どもたちは短縄、長縄など様々な跳び方に挑戦。仮想空間でエナジーボールを打ち合うＡＲスポーツ「ゼロカーボンＨＡＤＯ」、専用ゲージのフィールドでドローンボールを使用する「ドローンサッカー」など新しい技術を活用したスポーツ体験もあり、子どもたちは夢中で取り組んだ。

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(道・道教委 2023-04-18付)