翔び立て若き翼　北海道総体２０２３　全国の高校生にエール　砂川高　地元企業と宣伝活動　開幕まであと９日

（道・道教委 2023-07-13付）

地元企業と協力し大会を盛り上げる生徒たち

　【岩見沢発】北海道総体２０２３は、道内１９市町を会場に開かれる。開催地でなくとも、３６年ぶりの道内開催盛り上げに尽力する学校も多い。砂川高校（高野隆広校長）もその一つ。２月下旬、地元企業・岩瀬牧場の協力のもと宣伝活動を展開した。広報担当の陸上競技部、弓道部の生徒３人がインターハイのロゴが入ったポケットティッシュを配布するなど、生徒は宣伝活動を通して、全国の高校生にエールを送った。

　活動は、同校教諭の教え子が岩瀬牧場の関係者で、インターハイ出場を目指していたことが縁となり、協力して宣伝に取り組むこととした。大会上位入賞や全国大会に出場したことがある陸上競技部、弓道部の生徒が広報担当を務めた。

　当日は、牧場運営のファームレストランやジェラートショップで宣伝活動を実施。全国から足を運んだ客に、インターハイをPRするポケットティッシュを配った。生徒たちは「北海道でインターハイが開かれます」「応援お願いします」などと呼びかけ、大会の機運醸成に一役買った。

　また、２回目の活動では、陸上競技部と共に活動している地元陸上クラブFACに所属する中学生が参加。将来、インターハイに出場する自身の姿を思い浮かべながら、宣伝活動に汗を流した。

　生徒の活動を支えた桂聡教諭は「生徒たちは応援される側から、全国の選手を応援する立場になって宣伝活動した。アスリートとしてエールを送ることや、感謝することはとても大切なこと」と目を細めた。

(道・道教委 2023-07-13付)