北小英研　５年度総会　１１、１２月に研究大会　役員改選　関会長を再任

（関係団体 2023-08-08付）

　道小学校英語教育研究会（北小英研、関敏明会長）は７月２４日から５日間、５年度総会を紙面開催した。１１月に第６５回道小学校・中学校・高校英語教育研究大会、１２月に第１回道小学校英語教育研究大会札幌大会を開催する活動計画を承認した。役員改選では、関会長を再任した。

　同会は、道中学校英語教育研究会（北中英研、木村嘉宏会長）の支援のもと、４年１０月１２日に設立した。全道に小学校英語教育ネットワークを広げ、小学校英語教育に携わる教員の研修と見識の向上に努め、英語教育の発展に寄与することを目的としている。

　本年度からは、小・中・高の連携体制の整備に向けて、北中英研と道高校英語教育研究会（道高英研、志知芳彦会長）が組織する道中学校・高校英語教育研究会（中高英研）に参画する。

　関会長はあいさつで、北小英研が発足した経緯に触れ「小中高の英語教育に携わる教員が集まり、それぞれの発達段階における指導法を学び、英語を学ぶ児童生徒の姿を共有する場を設けることが真の３校種の連携につながる。この実現が全道の英語教育の一層の発展に寄与する」と記した。

　本年度の活動計画をみると、１１月２４日にホテルライフォート札幌で第６５回道小学校・中学校・高校英語教育研究大会、１２月１日に札幌市立米里小学校で第１回道小学校英語教育研究大会札幌大会兼札幌市小学校英語教育実践研究大会を開催することを盛り込んだ。

　今後の活動方針には①北小英研としての組織・基盤づくり②小中高の縦の連携充実（北中高英研大会との連携）③北小英研研究大会④総会―などを確認した。

　①では引き続き、全道各支部への本会活動周知と会員募集を進め、会員数の増加を図り、現状では北中英研に委託している窓口を北小英研が自前で運営できることを目指す。

　②では、中高英研に参画し、小中高英研として大会を実施する予定であることを確認した。

　③では、札小英研として積み上げてきた全市研究大会をもとに、北小英研大会を年度ごとに開催することを決定した。

　④では、当面の間は北中英研の総会後に、紙面上で行う見通し。各支部長および事務局長が設置され次第、会合かオンラインで理事会の開催を目指す。

　役員改選では、関会長を再任した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝全員校長、敬称略＝

▽会長＝関敏明（札幌市発寒西小）

▽副会長＝大道弘孝（札幌市北野台中）、清水忠明（旭川市啓明小）、小野純一（札幌市西白石小）―新、岩村鋭介（札幌市駒岡小）―新

▽監査＝菅野英人（札幌市丘珠小）、佐藤達也（札幌市平岸小）

▽事務局長＝加藤勝宏（札幌市新琴似南小）

(関係団体 2023-08-08付)