チャレンジテストを自動集計　データ提供ツール開発　６年２月開始目指し道教委

（道・道教委 2023-08-16付）

　道教委は本年度、「ほっかいどうチャレンジテスト結果提供ツール」の作成に着手する。文部科学省のＣＢＴシステム「ＭＥＸＣＢＴ（メクビット）」を活用して解答結果を自動集計し、教育局・市町村・学校別に各種データを提供。教育データの効果的な利活用を図っていく。

ほっかいどうチャレンジテストは道教委が平成２１年度に開発。授業、朝学習、放課後学習、家庭学習など各場面で活用できる。

　６年度以降、ほっかいどうチャレンジテストをメクビットに完全移行する予定で、１学期末問題は７月３１日から、２学期末問題は６年１月末に試行実施する。

　同ツールは、チャレンジテストの平均正答率、標準偏差、中央値などの各種データを一部自動集計し、教育局・市町村・学校の所管別に分けて提供することで教育データの効果的な利活用を図るもの。学校等への提供に当たっては、実施校が属する教育局、他市町村、他校の結果を閲覧できない仕様とする。

　一般競争入札を経て委託事業者を決定してシステムの開発に着手。６年２月以降の提供開始を目指して準備を進めていく。

(道・道教委 2023-08-16付)