建設業の魅力学ぶ　旭川聾　職業体験会に参加

（学校 2023-08-25付）

旭川聾学校職業体験会

　【旭川発】旭川聾学校（菅野弘尊校長）は２３日、旭川市内の建設企業（株）谷脇組（谷脇勝英社長）が同社東鷹栖資材センターと隣接する石狩川河川敷を会場に開いた職業体験会に参加した。ドローン体験や重機試乗、ねじ打ち体験などを通して建設業の魅力を学んだ。

　谷脇組は、建設業の魅力を広く伝え、将来の担い手確保にもつなげるべく小中学生対象の体験イベントを積極的に展開している。今回は、同校小学部の児童９人と中学部の生徒５人を招いた。

　はじめに代表児童が「ドローンでの風景写真撮影が楽しみ。暑い中ですが、よろしくお願いします」と手話を交えてあいさつした。

　続いて、谷脇組の大友信久総務部長が会社の概要や今回の取組の目的を、稲垣和巳さんがドローンの概要や使い方などを、それぞれ説明した。

　このあと体験学習に移り、小学部と中学部に分かれ、児童生徒は建設業の仕事を体感した。

　ねじ打ち体験では単管パイプの固定から解体まで実施。のこぎりで木材を切る作業も行い、谷脇組社員の指導で児童生徒は実際に道具を使用した。

　ドローン体験では、実際に操縦して空高くドローンを上げて景色を撮影。残暑の中、汗だくになりながらもドローンが上空に上がると会場は歓声に包まれた。

　最後はドローンで記念撮影を行い、終了した。

(学校 2023-08-25付)