釧路鶴野支援　開校１０周年式典　地域と共に学校発展へ　ＹＯＳＡＫＯＩや交流会等

（学校 2023-08-30付）

ＹＯＳＡＫＯＩ演舞を披露

　【釧路発】釧路鶴野支援学校（齊藤健太郎校長）は７月下旬、同校で開校１０周年記念式典を開いた。販売会や交流会、ステージ発表を通して生徒や学校関係者らが節目を祝った。

　同校は釧路聾学校の機能を引き継ぎ平成２６年度に開校。現在では約１３０人の生徒が在籍し道内で唯一、聴覚・知的障がいに係る教育を行っている。

　式典では齊藤校長があいさつに立ち、地域向け食堂などの地域と協働した教育活動の推進に当たり感謝を述べるとともに「今後も地域と共に学校を発展させていきたい」と式辞を述べた。

　続いて、釧路聴力障害者協会の新沼健哉副理事長ら４人４団体に日頃の感謝の気持ちを伝える感謝状を贈呈。このあとのステージイベントでは、知覚障がいのある幼・小・中学部の１２人の児童生徒によるＹＯＳＡＫＯＩ演舞を披露。釧路聾学校から受け継いだ旗を振って会場を盛り上げた。

　式典後の交流会では高等部の各学科が製品販売やレクリエーションなどを行った。環境・流通サポート科では窓クリーニングなどの清掃活動の様子を紹介。このほか食品デザイン科が地元牛乳で作ったアイスクリームを販売するなど日頃の学習の成果を披露した。

　来校者からは活動や製品について好評の声が多く上がった。

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高等部による製品販売やレクリエーション

(学校 2023-08-30付)