北見工高　網走建管構造物見学会　現場の雰囲気を体感　網走市新庁舎など訪問

（学校 2023-09-07付）

　【網走発】北見工業高校（小山彰博校長）建設科の生徒は１日、オホーツク総合振興局網走建設管理部主催の構造物見学会に参加した。生徒たちは、改修中の小石川や建築中の網走市役所新庁舎など３現場を回り、工事概要や作業内容などについて理解を深めたほか、実際の現場の雰囲気を体感し、建設業の魅力の一端に触れた。

　当日は、同校建設科１年生３７人が参加した。

　網走建管の担当者が業務について説明したあと、工事現場へ移動。網走建管発注の津別建設＝施工「北見置戸線防交１３改築工事補正明許」、北辰土建（株）施工「小石川広域河川改修工事」と、網走市が発注し丸田・土屋・夏見共同企業体や早水・塩川共同企業体が建築主体工事を施工する「網走市新庁舎建設建築主体工事１工区ほか５工事」の３現場を見学した。

　新庁舎建設現場では、担当者が工事概要などについて説明。移転建て替えする理由や敷地・建物の概要、計画、整備効果などについて詳細に解説した。また、環境に配慮することの重要性についても強調した。

　このあと、建築主体工事１工区を施工する丸田・土屋・夏見共同企業体の現場所長、吉島和也氏（（株）丸田組）が工事状況について説明した。

　生徒たちは「大きな機材をここまでどうやって運んできたのか」「資材をどのようにして高い所まで運んでいるのか」などと積極的に質問し、実際の現場の雰囲気を味わうとともに、建設業への理解を深めた。

(学校 2023-09-07付)