建設機械試乗など体験　常呂小　西村組見学会に参加

（学校 2023-09-12付）

常呂小学校、西村組見学会に参加

　【網走発】北見市立常呂小学校（白井洋志校長）４年生は５日、市内のサロマ湖漁港第２湖口で湧別町の建設企業㈱西村組（西村幸浩社長）の現場見学会に参加した。工事現場の見学をはじめ、建設機械の試乗体験、ドローンの操縦体験などを通して、建設業の役割や魅力の一端に触れた。

　西村組の見学会は、児童に建設業の役割や魅力などを伝え、未来を担う人材の育成につなげようと令和３年から実施している。

　この日の見学会は、開発局網走開発建設部発注で西村組施工の「サロマ湖漁港航路護岸建設その他工事」現場で実施。４年生１６人、引率教員４人が参加した。

　まず、学校で、サロマ湖の湖口からの流氷流入を防ぐアイスブームについて説明を受けた。氷を止める仕組みや部材構造、冬の接氷時の様子などを、動画視聴を交え学んだ。

　現場に移動し、湖口で行われている施工現場を見学。

　このあと、２班に分かれ、バックホーの試乗体験、ドローンの操縦体験を行った。

　試乗体験では、実際にバックホーの運転席に乗り込み、職員の指導を受けながら土砂の採取に挑戦した。

　一方、操縦体験では、タブレット端末などに接続したコントローラーを使ってドローンを操作。ドローンに搭載されたカメラが捉えた上空からの映像を端末で確認するなどして楽しんだ。

(学校 2023-09-12付)