留萌高　インターンシップ　将来への意識高める　留萌局など１３事業所で

（学校 2023-09-15付）

岩谷さん（右）は留萌教育局で業務を体験した

　【留萌発】留萌高校（瀧澤共喜校長）は１２日から３日間、留萌市の各事業所でインターンシップを実施した。情報ビジネス科２年生１３人が参加。１３事業所でそれぞれの業種について理解を深めたほか、進路に向けて意識を高めた。

　インターンシップは「社会との接続を目指したキャリア教育の一環とする」「勤労体験を通して今後の学校生活の目標をより明確化させる」の２点をねらいとして実施しているもの。

　２年生１３人は１２日から３日間、インターンシップに臨んだ。

　うち岩谷そらさんは留萌教育局でインターンシップに臨んだ。１２日は各係の業務について説明を受けるとともに、若手職員と交流。若手職員が就職に当たっての志望動機や、実際に社会で働いた感想などについて聞いた。また、総務係で物品の納品検査や管理などを体験した。

　１３日は同校で購入した物品について支払いの手続きをするなど道立学校運営支援室の業務を体験。また、旧増毛駅で実施した学校紹介イベントの撤去補助に当たった。１４日は教職員係と教育支援係で業務を体験した。

　岩谷さんは「仕事は一人ひとりがパソコンに黙々と向かうイメージだったが、話し合いながらチームワークで取り組んでいることが分かった。（物品の支払い手続きなど）初めてすることばかりで勉強になった」と感想を述べた。

　また、同校では同期間で電気・建築科２年生１３人が市内の７社で現場実習に臨んだ。

(学校 2023-09-15付)