信頼に応える経営を　オホーツク管内校長会経営研等

（関係団体 2023-09-25付）

教育経営研究会の様子

　【網走発】オホーツク管内校長会（德増秀隆会長）は１９日、北見市端野町公民館で５年度オホーツク地区教育経営研究会・市町村校長会長連絡協議会を開いた。教育経営研には会員約１１０人が参加。研究主題「学校教育の今日的課題解決のために」のもと、道小学校長会、道中学校会からの情勢報告、「学校経営」「管理運営」などに関する質疑応答やグループ協議を通して、地域・保護者の負託と信頼に応える学校経営に取り組むため力量を高めた。

　午前中の連絡協議会には１８市町村校長会の会長らが参加。

　德増会長は「８月１８日、４年ぶりに会同しての教育研究大会を開催できた。次年度につながる成果を上げることができた」などと本年度の活動を振り返ったほか「アフターコロナ、ウィズコロナの視点を持ちながら校長会として業務を進めている。できるだけ、この状況の中でより良いものにしていきたいと思い、準備している。意見などをいただき、改善していきたい」と述べた。

　経過・情勢報告のあと、課題交流に入った。①新たな研修制度②授業改善③５類移行後の教育活動④特別支援教育⑤その他―について１課題につき１市町村が情報提供し、それらを踏まえ、５グループに分かれて協議した。

　午後の教育経営研の研究主題は「学校教育の今日的課題解決のために」。

　德増会長は「校長は、国および北海道教育の動向や管内教育の状況と課題を踏まえ、学校経営をしっかりと進めていかなければならない。管内校長会と市町村校長会が結束し諸課題の解決に向け、学校経営に当たることが重要。そのことが経営の責任者である校長にとって心強いものになると確信している」と述べ、教育経営研の成果に期待を寄せた。

　続いて、道中の伊藤仁弥会計理事が道小、道中の活動や教育情勢について報告。

　また、道小の佐藤美鶴経営部幹事と道中の松橋辰吾経営部幹事が「学校経営」「管理運営」「待遇改善」「教育改革」に関わる会員の質問に回答した。

　その後、グループ別に研究協議を行った。

(関係団体 2023-09-25付)