道・札幌市 6年度教員採用 1566人登録 倍率2.6倍 地域枠や特別選考の採用増
(道・道教委 2023-10-02付)

表3
道・札幌市教員採用候補者選考検査の受検者数・登録者数・受検倍率の推移

 道教委は9月29日、道・札幌市公立学校教員採用者の6年度登録状況を発表した。道と札幌市を合わせた登録者数は前年度と比べ71人減の1566人。受検倍率は0・2ポイント増の2・6倍(道2・4倍、札幌市3・2倍)で、3年ぶりに上昇した。

 登録者数は次年度の学級数に基づき算出する教員定数、退職予定者数、再任用の見込み数などを勘案して算出している。

 6年度教員採用候補者選考検査の受検者数は各受検区分を合わせて112人増の4073人。対して登録者数は71人減の1566人となった。

 受検者数の増加と登録者数の減少によって受検倍率は0・2ポイント増の2・6倍に増加。このうち道が0・3ポイント増の2・4倍、札幌市が0・5ポイント減の3・2倍となった。

 地域に根差した教育を推進する中核となる職員の育成を図る道の「地域枠選考」では、日高・宗谷・オホーツク・根室の小学校4人、中学校12人の計16人を登録した。

 受検資格に応じて一部の検査を免除する特別選考の登録者数(道分)は前年度の115人から156人と大きく増加した。

 このうち期限付教員の経験者を対象とする特別選考が94人、教職大学院修了者(予定含む)が26人、他県・私立学校における正規教員経験者が23人。

 このほか育児・介護を理由に退職した元教員枠で2人、社会人枠2人、スポーツ・芸術分野の実績者枠で1人などを登録した。

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表2
6年度道・札幌市公立学校教員採用候補者登録状況(クリックすると拡大表示されます)
表1
6年度道公立学校教員採用候補者登録者数(教科別)(クリックすると拡大表示されます)

(道・道教委 2023-10-02付)

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