道教委　健康教育推進へ　１２月に研究協議会開催　北見皮切り　３会場で

（道・道教委 2023-11-08付）

　道教委は、１２月４日の北見市民会館での開催を皮切りに、道内３会場で健康教育推進研究協議会を開催する。健康教育推進の方策を学び、学校の健康教育や食育の充実を図る初の取組。集合・オンラインのハイブリッド形式で開催し、有識者による講義や演習・協議を実施する。

　参加対象は養護教諭・栄養教諭のほか、校長、副校長、教頭、保健体育科教諭、教育局・市町村教委の指導主事など健康教育・食育を担当する教職員や職員となっている。

　各会場では有識者による講義を実施し、オホーツク会場では北海道医療大学心理学部長の冨家直明氏が「こころの健康とその対応について講義するほか、心の健康を育み、支える取組について発表・協議・演習を行う。　

　空知会場では、北海道大学大学院医学研究院小児科学教室特任助教の竹崎俊一郎氏、真駒内キッズクリニック小児アレルギーエデュケーターの大竹由香穂氏が最新の食物アレルギーの対応を講義する。

　また、食物アレルギーへの組織的対応に関する実践発表や、実効性のあるマニュアル作成について協議・演習を行う。

　胆振・日高会場では、東京都調布市立深大寺小学校長の濱松章洋氏が学校全体で進める食に関する指導をテーマに講演。食をテーマとした取組や望ましい生活習慣定着に向けたプランを作成する協議・演習にも取り組む。

　各会場の日時はつぎのとおり（いずれも開始時間は午前１０時）。

▽オホーツク会場＝１２月４日、北見市民会館

▽空知会場＝１２月８日、岩見沢市文化センター

▽胆振・日高会場＝１２月１８日、苫小牧市民会館

(道・道教委 2023-11-08付)